山門水源の森

参考地図

事務所・付属湿地〜尾根道〜四季の森分岐〜ジョーズ岩〜守護岩〜ヒノキの森〜湿原・沢道〜事務所

地理院地図・電子国土Web　　Scale 　100ｍ

付属資料

滋賀県の最北部に位置する山門水源の森は、日本海側の寒気と太平洋側の湿潤な気流が
ぶつかることで、寒地性と暖地性の多様な植物群落を形成する森です。また森の中央には
４万年前に形成された山門湿原があり春にはミツガシワ、夏にはサギソウなど多彩な植物
が生息しています。
かつては炭焼き山として地元住民に利用されていたこの森は、燃料革命にともなって放置
され、ゴルフ場が計画がたてられたほか、重機が入ったため湿原の一部が消滅するという
事態にもなりました。最近になり会員の手によって湿原は復元され、現在では周りの森の
整備も進み、人が手を入れる事によって、森の生物多様性が保たれる事が判ってきました。
山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会では毎月第1・第3土曜日に保全作業をおこなってい
ます。ぜひ一度ご参加ください。　　　　　　　　　　　　（山門水源の森を次の世代に引き継ぐ会ＨＰ）

山門水源の森は、滋賀県北部の県境に位置する里山で、この森には山門湿原があって、貴重
な生物が生息しており、平成7年度に県が公有化しました。日本の水源の森100選（林野庁）、
日本の重要湿地500（環境省）、山門湿原ミツガシワ等生息地保護区（滋賀県）に指定。この
森林を保全するため、保全活動団体、地域住民、行政の連携による様々な保全活動が行われ
ています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（滋賀県琵琶湖環境部森林政策課ＨＰ）

　

森の案内板・苔むしたとま／　rollover　管理事務所

往路の尾根径コースと復路の沢道コースが合流

尾根径の途中・四季の森への分岐

尾根径の途中・ジョーズ岩

尾根径最奥・ブナの森守護岩・ルート最高点Ｐ520ｍ

ブナ・ヒノキの森コース・南分岐から四季の森へ

大きな湿原を抜け沢道コースへ分岐

一箇所で保護されるサギソウ