生駒山・宝山寺旧参道

参考地図 (フレーム順:北〜南)

 ー緑ケ丘第二公園・灯篭〜旧参道〜宝山寺〜登山道〜  

〜霞ケ丘駅〜生駒山水平道〜鶴林寺跡分岐〜山頂△ーケーブル・生駒山上駅==鳥居前駅

地理院地図・電子国土Web  Scale  100m

 

参考情報

<寳山寺 ほうざんじ>    WikipediaExt.

生駒市門前町にある真言律宗の大本山の寺院。山号は生駒山。本尊は不動明王。 鎮守神
として
大聖歓喜天(聖天)を聖天堂に祀っていることから生駒聖天イコマショウテン とも呼ばれる。
聖天信仰で有名で、寺号は「寳」を本来としているが、授与品などで「宝」も併せて用る。

(歴史)生駒山は伝承によれば斉明天皇元年(655年)に役行者が開いたとされる修験道場で、
空海(弘法大師)も修行したと伝わる。その当時は都史陀山 大聖無動寺/としださん だい
しょうむどうじ、という名であったという。  江戸時代の延宝6年(1678年)に湛海律師が再興
するが、この時が事実上の開山だと思われる。 延宝8年(1680年)正月には村人や郡山藩
家老らの援助により仮本堂が建立され、後には大聖歓喜天を鎮守として祀った。

貞享5年(1688年)には新本堂が完成して伽藍の整備が終わり、寺名を寳山寺と改めた。
大聖歓喜天を祀る寳山寺は商売の仏神として古来大坂商人を主に信仰が厚く、今も毎月1日
と16日の聖天縁日、特に1日には、月変わりの未明より数多くの参拝者で賑う。 京都の皇室
や江戸の徳川将軍家、郡山藩主柳沢家からの祈願もあり、聖天信仰の霊場として有名だった。

参詣者が多いため、1918年(大正7年)には日本最初のケーブルカーである生駒鋼索鉄道(現・
近鉄生駒鋼索線)が敷設された。現在でも年間300万人の参拝客を集めるとされる。 麓から
続く参道の階段は奥の院まで含めると1,000段余りあり西日本有数の規模を誇る。

歓喜天 かんぎてん)   WikipediaExt. & AI
仏教の守護神である天部の神で、特に真言宗や天台宗で信仰される守護神です。人身象頭
の姿で表され、一般には聖天(しょうてん)とも呼ばれます。 もとはインドのヒンドゥー教の神
ガネーシャ(ヴィナーヤカ)で、仏教に取り入れられ、障害や困難を排除する力を持つ神とし
て信仰されるようになりました。 特に真言宗や天台宗で信仰され、諸願成就、特に夫婦円満、
子宝、商売繁盛などの現利益をもたらすとされています。 日本の歓喜天を祀る寺院として、
妻沼聖天山(埼玉県)、生駒聖天(奈良県)、待乳山聖天(東京都)を「日本三大聖天」という。

象頭人身の単身像と、立像で抱擁している象頭人身の双身像の2つの姿の形像が多いが、
多くは厨子などに安置され、秘仏として扱われており一般に公開されることは少ない。
別称:聖天(しょうてん)、歓喜自在天(かんぎじざいてん)、大聖歓喜天(だいしょうかんぎて
ん)、大聖歓喜双身天王(だいしょうかんぎそうしんてんのう)、難提自在天(なんだいじざい
てん)、象鼻天(ぞうびてん)、天尊(てんそん)

<生駒山 いこまやま・いこまさん>   WikipediaExt.

奈良県生駒市と大阪府東大阪市との県境にある標高642mの山。生駒山地の主峰である。
生駒山が記録に現れるのは日本書紀における神武東征の一節であり、神日本磐余彦尊と
長髄彦が山麓において激戦を繰り広げたとされる。

一等三角点が置かれている山頂は奈良県側にある。山上には生駒山上遊園地が開設され
ている。山上・中腹には、大阪府・奈良県にある各テレビ局の京阪神と奈良県をカバー
する送信所(生駒山テレビ・FM送信所)が別々に設置されている。かつては企業の保養所
や別荘地として多くの建物が設けられている。

古くは役行者による鬼退治の伝説で知られ、山腹には現世信仰で知られる宝山寺を中心と
して、滝の修行場や祠など大小さまざまな宗教団体の施設が設けられ、宗教法人として届
けられてないものも多くその総数は把握されていない。神社に関しては、奈良県側の山麓
に生駒山の神を祀る往馬坐伊古麻都比古神社(往馬大社)が、大阪府側の山麓に「いしきり
さん」で親しまれる石切劔箭神社や元春日とよばれる枚岡神社等がある。

1941年(昭和16年)から1972年(昭和47年)にかけては、山頂付近に京都帝国大学付属生駒山
天文台が設置され、主に太陽観測が行われていた。  近鉄奈良線新生駒トンネル、近鉄
けいはんな線生駒トンネル、及び第二阪奈道路阪奈トンネルが当山を東西に貫いている。
                                                 
     以上

 

<調査歩行 25/6/13>

近鉄生駒線・菜畑駅を出発 (EL 122m)
住宅街を抜けて緑ケ丘第2公園上にある石灯篭
灯篭脇に宝山寺旧参道の石碑 /rollover 敷石の路
生駒駅前からの参道に合流 (両側にはお店、階段700)
宝山寺表参道 (奥の院までは更に300階段)
ケーブル霞ケ丘駅分岐 /rollover 霞ケ丘駅ホーム (EL 514m)
生駒山下の水平道 (スマホ電池が切れ、位置確認不能になった)
旧鶴林寺跡と山頂への分岐点
旧鶴林寺跡 /rollover
難路を下る
水を張った田圃
生駒尾根を背に下る (気温30度弱?)
一分駅への曲がり角に道標 (西にある集落名)

原案の鶴林寺跡〜一分駅の経路は難路もあり、例会時は回避する

 

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