|         この五月、大峰山系第3段として大普賢岳(1,780m)の山行きを実行しました。心配した天候も回復し、当会の諸先輩が何人も訪れた奈良県の名山であり多くの名所を訪ねる事が出来ました。
 当初計画では大普賢岳の往復コースを考えていたが順調なペースで到達出来たため足を伸ばし大普賢岳から七曜
 岳まで縦走して無双洞を回るコースを取った。
 七曜岳からの下山は危険なクサリ場を慎重に降る事に専念し、以降の無双洞までは急々勾配を一気に500m降下
 し谷底まで下る至難の技となった。 また、帰路の無双洞分岐までは200mの登り返しが身に応えた長い一日であった
 が路傍に蕾みを付けたヤマシャクヤクの群生に出会い改めて自然の宝庫だと実感する。
 切り立った大岸壁と深い渓谷のある大普賢岳の山行は多いに満足するものであった。
 
 
 コース:和佐又ヒュッテ駐車場→和佐又のコル→笙の窟→小普賢岳(1,640m)→大普賢岳(1,780m)→水太覗→国見岳
 (1,655m)→七曜岳(1,584m)→大普賢岳(1,780m)→無双洞→底無井戸→和佐又ヒュッテ駐車場
 歩行数 : 27,000歩
 距離  : 約18km
 タイム : 9:00→17:40(8時間40分)
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